むつ市 暑さ対策で「涼みどころ」 12の公共施設に初開設

厳しい暑さが続く中、むつ市は市民が一時的に暑さを逃れて涼むことができる「クーリングシェルター」、通称「涼みどころ」を、7日、図書館などの公共施設に開設し、熱中症の予防のため利用を呼びかけています。

「涼みどころ」は、熱中症対策を強化するための法律の改正を受け、むつ市が、冷房が設置されている図書館や市役所、下北文化会館などの12の公共施設に初めて開設しました。

このうち図書館では山本市長が「涼みどころ」の取り組みについて説明し、「市民の皆さんに休憩場所として気軽に利用してもらい熱中症予防に努めたい」と述べました。

また、今月中、図書館では朝から夕方まで「クーリングシネマ」と題して無料の映画の上映会が行われ、山本市長はぜひ涼みながら楽しんでほしいと呼びかけました。

むつ市では、先月下旬から気温が30度以上の真夏日となる日が多く今月4日と5日は最高気温がいずれも34.3度と今年いちばんの暑さとなりました。

むつ市の「涼みどころ」は来月末まで開設されるということです。

むつ市の山本市長は、「自宅にクーラーがないという人もいるのでぜひ図書館など公共施設で涼んでいただき熱中症を予防してほしい。本当に我慢せずに涼みどころを利用してほしい」と話していました。