県産米「はれわたり」うちわを配って観光客にPR

ことし、全国デビューする「はれわたり」など県産米の魅力を広く知ってもらおうと、観光客などに特製のうちわを配ってPRする取り組みが行われました。

青森県のコメの新たな品種「はれわたり」はふっくらとした食感が特徴でことし秋に全国デビューする予定です。

全国的な知名度を高めようと2日は青森駅で、「青森ねぶた祭」を目当てに訪れた観光客などに「はれわたり」とともに「青天の霹靂」、「まっしぐら」といった県産米の主力品種の名前が印刷されたうちわを配る取り組みが行われました。

「ハネト」の衣装を着た県産米をPRする「ミス・クリーンライスあおもり」の2人が観光客などに次々とうちわを手渡していました。

名古屋から家族4人でねぶた祭を見に来たという女性は「盛岡出身なので、東北のお米にすごく親しみがある。『青天の霹靂』は食べたことがあるが、新しい品種や食べたことがない品種もぜひいただいてみたい」と話していました。

県産米需要拡大推進本部の倉内宏治さんは「『はれわたり』は今までの県産米とは違う食感が特徴の米で、大変おいしくできている。青森米がおいしいと全国の人にあまり知られていないと思うので、ぜひこの機会に食べてほしい」と話していました。

主催した団体では、「青森ねぶた祭」の期間中、空港などでもうちわを配り、県産米の全国的な知名度を高めたいとしています。