五所川原企業が災害時の移動式住宅作る

去年8月の記録的大雨からまもなく1年となる中、新たな災害に備えようと五所川原市の企業が、ふだんは宿泊施設として運営され災害時には仮設住宅などとしても活用できる移動式の住宅を作りました。

県内各地に大きな被害が出た去年8月の記録的大雨からまもなく1年となる中、五所川原市の企業が、災害時に仮設住宅などとして活用できる移動式の木造住宅を新たに設計し、宿泊施設として運営をはじめました。

コンテナ型の住宅は、広さはおよそ8平方メートルで中には、ベッドのほかユニットバスや簡易キッチンが備わっていて2人まで住むことができます。

この住宅は、幅およそ2.4メートル、長さおよそ3.5メートルで災害が起きたときは台車に積み、乗用車などで牽引することで被災地に移動し、半日ほどで設置できるということです。

この企業では住宅を合わせて3戸作る予定ですが、自治体などからニーズがあれば、さらに住宅の数を増やしたいとしています。

民泊事業を営む企業の平山幸司さんは「近年の災害で移動式住宅が活躍しているという話を聞き、民間の業者として小型で機動性の高いものを作ろうと思いました。実際に被災地に派遣していきたい」と話していました。

災害時に仮設住宅などとして活用できる移動式の住宅を巡っては、青森県もおととし移動式の住宅などを保有する民間の団体と災害時に住宅を供給する協定を結ぶなど、全国的にニーズが高まっています。