青森 平川市 医療費受給資格証の更新で別人の書類を送付

平川市が、ひとり親家庭などに交付する医療費の受給資格証の更新を申請する書類を郵送する際にあわせて4人に別人の名前や住所などの情報が記載された書類を送っていたことが分かり、市は謝罪するとともに書類の回収と交換を行いました。

平川市によりますと、誤って郵送されたのはひとり親家庭などに交付する医療費の受給資格証の更新を申請する書類で、名前や住所のほか生年月日や健康保険の情報などがかかれていたということです。

今月12日、申請書を送ったところ受給者の1人から「他人の申請書が届いている」と問い合わせを受け、調査したところ、あわせて4人に別人の申請書を送付していたことがわかり、市では全員に謝罪するとともに書類の回収と交換を行ったということです。

市は、書類を封筒に入れる際に宛名とは別の受給者の申請書を誤って入れたことが原因だとしていて、今後書類を送付する際は、複数の職員で内容を確認し再発防止に努めるとしています。

平川市子育て健康課の宮川厚課長は「ご迷惑をおかけして申し訳ありません。書類送付の際に確認不足で誤送付が起きてしまったので、今後は課内のチェック体制を強化していきたい」と話しています。