三戸町の飲食店の弁当で26人が食中毒 7日間の営業停止に

三戸町の飲食店で作られた弁当を食べた26人が下痢などの症状を訴え、保健所はこの弁当が原因の食中毒と断定して、この飲食店を18日から7日間、営業停止としました。

営業停止の処分を受けたのは、三戸町にある飲食店「割烹白山」です。

県によりますと、今月11日岩手県で行われた法要で、この店の弁当を食べた33人のうち18人と、法要には参加しなかったものの弁当を食べた8人のあわせて26人に、下痢やおう吐などの症状があったということです。

入院した人はおらず、いずれも快方傾向にあるということですが、共通する食品がこの弁当に限られることなどから、県はこの弁当が原因の食中毒と断定して、飲食店を18日から7日間の営業停止処分としました。

ことし県内で食中毒が確認されたのは初めてで、県は調理前の手洗いの徹底や食材を十分に加熱することなどを呼びかけています。