八戸市 地元出身のプロ選手が小学校でラグビー教室開く

八戸市出身のプロのラグビー選手が地元の小学校でラグビー教室を開き、児童たちは相手の守備を巧みにかわして得点する楽しさを学んでいました。

教室を開いたのは八戸市出身で、現在、岩手県のプロラグビーチームで活躍する中村良真選手です。

11日は八戸市の島守小学校を訪れ、幅広い年齢層に親しまれている「タグラグビー」を指導しました。

体育館に集まった児童およそ30人はパスの練習をしたあと、さっそく、攻撃と守備に分かれて試合を行いました。

「タグラグビー」はタックルの代わりに相手の腰の両側についた「タグ」を奪うルールで、攻撃側の児童は自分のタグを取られないよう左右に動き回ったりフェイントをかけたりして相手を巧みにかわして得点していました。

参加した児童は「ぶつかることがなく痛くなかったのでよかったです」とか「力だけでなく頭も使うことがわかりました。また授業でやりたいです」と話していました。

中村選手は「ラグビーはことし、ワールドカップが行われ目にする機会も増えると思うので、いっそう、普及に力を入れたい」と話していました。