平川市で園児たちが地元の祭りよりひと月ほど早くねぷた運行

平川市で園児たちが地元の祭りよりひと月ほど早くねぷた運行

来月の「平川ねぷたまつり」を前に、先週、地元の保育園児がねぷたを運行し、地域を練り歩きました。

平川市の平賀保育園では、地元のねぷた祭りよりもひと月ほど早い7月7日の七夕に合わせた、ねぷたの運行を独自に行っています。

先週、園児とその保護者など、合わせておよそ350人が参加し、高さ3.5メートルほどの扇ねぷたや金魚ねぷたなど、合わせて3台のねぷたを引いて街の中心部をゆっくりと練り歩きました。

年長の子どもたちは、専用の車に乗って太鼓のおはやしを力強く演奏したり、カネを打ち鳴らしたりして祭りを盛り上げていました。

また、年少と年中の子どもたちは、「ヤーヤドー」と元気よくかけ声をかけながら、ねぷたと一緒に練り歩いていました。

参加した年長の子どもたちは「太鼓をたたくことができてうれしかったです」とか、「お父さんやお母さんに見てもらうことができて、よかったです」などと話していました。

弘前市からひ孫を応援しに来た80代の女性は「子どもたちの元気な姿を見ることができました。いいねぷたを見られました」と話していました。