県近代文学館 名前などが見られる状態でメールマガジン配信

県近代文学館は、登録者200人余りが互いのメールアドレスや名前を見られる状態で誤ってメールマガジンを配信したと発表しました。

県近代文学館によりますと、24日、メールマガジンを配信する際、登録者211人のメールアドレスについて誰が受信したか伏せることができる「Bcc」ではなく、誤って「宛先」の欄に入力し、受信した人の間で互いのメールアドレスや登録名が分かる状態だったということです。

その後、複数の人からの問い合わせでミスに気付き、およそ2時間後に全員に謝罪と削除依頼のメールを送ったということです。

メールアドレスが悪用されるなどの被害は、これまでのところ確認されていないということです。

県近代文学館は「あってはならないことで大変申し訳ない」と話していて、今後、個人情報の管理の徹底とチェック体制の強化を進めるとしています。