元青森県知事 木村守男さん死去

衆議院議員や青森県知事を務めた木村守男さんが25日、亡くなりました。
85歳でした。

木村守男さんは藤崎町出身。
県議会議員を3期務めたあと、衆議院選挙に4回当選し、建設政務次官や農林水産政務次官などを歴任しました。

そして、平成7年の青森県知事選挙に初当選して以来、3回当選を重ね、在任中は文化観光立県やスポーツ立県の推進をはじめ、子どもの文化をはぐくむ環境づくりなど多岐にわたる政策を展開しましたが、3回目の当選のあと、週刊誌に女性問題が掲載された問題で辞職し、政界を退きました。

親族によりますと、木村守男さんは25日午前7時ごろ、老衰のため藤崎町の病院で亡くなったということです。
85歳でした。

葬儀は密葬で行われたあと、後日お別れの会が執り行われるということです。

青森県の三村知事は、木村守男元知事が亡くなったことについて「豊富な知識と経験、強力なリーダーシップを大いに発揮するとともに、青森県の目指す将来像を壮大なスケールで描かれるなど県政を力強くけん引されました。改めて、功績に対し深く敬意を表します。今はただ、安らかなるご冥福をお祈り申し上げます」とコメントしました。