小学生がサクラマスの稚魚放流 西目屋村

地元の豊かな自然を学ぼうと西目屋村の小学生がサクラマスの稚魚を岩木川に放流しました。

西目屋小学校は、毎年この時期、地元の漁協や国土交通省の青森河川国道事務所と協力してサクラマスの放流を行っていて15日は、児童およそ60人が参加しました。

子どもたちは、担当者からサクラマスは川でおよそ1年から2年、成育したあと海で1年ほど過ごし、産卵のために川に戻ってくることや稚魚が親魚となって戻ってこられるのは1パーセントほどであるなどを学びました。

このあと、子どもたちは体長7センチほどの稚魚、およそ3000匹を「大きくなあれ」と言いながら、川にそっと放していました。

女子児童の1人は「サクラマスの稚魚はとても元気でした。大きくなって親になってまた川に戻ってきてほしい。そのためにも川をきれいに守っていきたいです」と話していました。

また、別の女子児童は「サクラマスが元気に過ごせるようにゴミをポイ捨てせず落ちているゴミは拾って川をきれいにしたい。家族と釣りを楽しんでみたい」と話していました。