歯科衛生士専門学校の学生が幼稚園を訪れ園児に歯磨き指導

4日から「歯と口の健康週間」が始まったことにあわせ、歯科衛生士を目指す専門学校の学生が青森市の幼稚園を訪れ、歯磨き指導を行いました。

青森市の青森歯科医療専門学校では子どもたちに正しい歯の磨き方を知ってもらおうと、毎年、国などが定める「歯と口の健康週間」に合わせて園児たちに歯磨きの指導を行っています。

6日は歯科衛生士を目指している学生24人が市内の幼稚園を訪れ、園児およそ80人に歯磨きの指導を行いました。

学生たちはまず、紙芝居を通して、食べ物を噛むとだ液が出て口の中がきれいになることやひとくち食べるごとに30回ほど噛むのがよいことなどを説明しました。

そのあと、歯の模型を使って、歯ブラシの持ち方や歯のどこに歯ブラシを当てるかなど説明し、園児たちは学生のかけ声にあわせて指を歯ブラシに見立てて、磨き方を確認していました。

参加した5歳の男子児童は「最近は1人で歯を磨くこともあるけど、適当になってしまっています。虫歯にならないように歯を磨きたいです」と話していました。

指導にあたった青森歯科医療専門学校の女子学生は「ちょうど歯が生え替わる時期なので歯によって歯ブラシの当て方を変えるなど正しい歯の磨き方を覚えて、虫歯を予防してほしい」と話していました。