白神山地の世界遺産登録30年を記念し「白神クマねぷた」完成

青森県と秋田県にまたがる白神山地が世界自然遺産に登録されて30年となるのを記念した小型のねぷたが完成し、31日、青森県西目屋村でお披露目されました。

「白神クマねぷた」と名付けられたこのねぷたは、白神山地の玄関口の西目屋村が弘前市の観光施設、「津軽藩ねぷた村」と共同で制作しました。

ねぷたのモチーフは白神山地に生息するツキノワグマで両手にブナの木を持たせた愛らしい姿に表現され、ねぷたにつけられた短冊には、「白神山地世界自然遺産30周年」と書かれています。

西目屋村の桑田豊昭村長は「とてもいいものができた。このねぷたを玄関などに提げて白神山地や西目屋村を思い起こしてほしい」と話していました。

この「白神クマねぷた」は直径12センチと6センチの2種類あり、1日から西目屋村の道の駅や「津軽藩ねぷた村」などで販売されるということです。