八戸市で園児がサツマイモの苗の植え付け 農作物への関心を

八戸市の幼稚園児たちが食育の一環としてサツマイモの苗の植え付けを体験しました。
八戸市の農業経営振興センターは小さいころから農作物への関心を持ってもらおうと、毎年、市内の幼稚園や保育園を招いてサツマイモの苗の植え付けを行っていて、30日はイメルダ幼稚園の園児およそ30人が参加しました。
園児たちは、担当の職員から鉄製のパイプを受け取るとセンターの敷地内にある畑の畝に沿って1列に並び、パイプを使って土に穴を開けていきました。
そして、この穴に25センチほどに育った苗を差し込んで、「おいしくなあれ」と声をかけながら根っこの部分に土をかぶせていました。
植え付けを体験した4歳の園児は「とても楽しかったです。サツマイモができあがったら、おいしく食べたいです」と話していました。
植えられた苗は、順調に育てばことし10月下旬に収穫時期を迎え、園児たちが自分たちの手で収穫をするということです。