青森県 子どもの割合 全国で2番目に低い10.2%に
全国的に少子高齢化が進む中、青森県の人口に占める子どもの割合は10.2%と、全国で2番目に低くなったことが総務省のまとめで分かりました。
総務省は、先週の5月5日、「こどもの日」にあわせて、4月1日現在の15歳未満の子どもの数を推計して、毎年発表しています。
それによりますと、ことし4月時点の全国の子どもの数は、前の年よりも30万人少ない1435万人となり、42年連続で減少し過去最少となりました。
総人口に占める子どもの割合も11.5%と、49年連続で低下し過去最低となります。
また、去年10月1日時点の都道府県別の子どもの数もあわせて発表されました。
47都道府県すべてで減少し、このうち、青森県の子どもの数は、前の年に比べ4000人減って12万3000人となっています。
この結果、青森県の人口に占める子どもの割合は、全国平均を下回る10.2%で、秋田県に次いで全国で2番目に悪くなっています。
県こどもみらい課は「結婚したい男女を増やす取り組みの周知を図るなど、安心して結婚や子育てが出来る環境づくりを進めたい」と話していました。