南部地方の夏祭り「八戸三社大祭」 4年ぶりに山車運行

南部地方を代表する夏祭り、「八戸三社大祭」では、呼び物となっている豪華けんらんな山車の運行が4年ぶりに行われることになりました。

およそ300年の歴史がある八戸三社大祭は、豪華けんらんな27台の山車の運行が呼び物となっている夏祭りです。

山車の運行は、新型コロナの感染拡大で3年連続で行われていませんでしたが、神社や地元関係者でつくる運営委員会は、ことしの祭りで4年ぶりに山車の運行を実施することを決めました。

山車の運行に例年、参加している八戸市内の27の山車組はこれまでのところ、参加の意向を示しているということです。

新型コロナの感染対策のための制限については、今月、感染症法上の位置づけが「5類」に移行したことを踏まえ緩和に向けて検討を進めています。

運営委員会は「伝統の継承につながる大切な機会で、できるだけ多くの人に参加してもらいたい。観光面でのプラス効果や地域経済の活性化も期待している」としています。

八戸三社大祭は、7月31日から8月4日までの5日間、行われます。