浅虫温泉の観光協会 イルカ観察ツアー企画で実証実験

青森市浅虫温泉の観光協会は、温泉街の新たな呼び物として船からイルカを観察するツアーを企画できないか検討するため10日、実証実験を行いました。

青森県の陸奥湾では、春から初夏にかけてカマイルカが回遊し、船から間近に観察するツアーが人気を呼んでいます。

その陸奥湾に面した青森市浅虫の温泉街でも新たな呼び物として街を発着するイルカツアーを企画できないか検討するため地元の観光協会が実証実験を行うことになり10日旅館の関係者や報道陣がモニターとして参加し船に乗り込みました。

実験では、船が動き出して15分ほどで魚を追ってきたイルカが姿をあらわし、水面から背びれを出したり緩やかにジャンプしたりしていました。

参加した人たちは、イルカが姿を見せるたびに、「あそこにいる」などと声を上げながら、八甲田山系を背景にイルカの写真を撮っていました。

モニターの1人として参加した「浅虫温泉女将の会」の蝦名真希会長は「手が届くような距離でイルカが泳いでいて、そのまま泳ぎたいくらいだった。浅虫には観光客も戻りつつあるが、新しい浅虫の魅力として発信していければ」と話していました。

実証実験を行った浅虫温泉観光協会では、今回の結果なども踏まえ、来年の春頃からは実際にイルカツアーを始める予定だということです。