鰺ヶ沢町の20代職員 町税など約47万円着服で懲戒免職

鰺ヶ沢町の20代の職員が、町税や還付金およそ47万円を着服していたことがわかり、町は、警察に被害届けを提出し今月14日付けでこの職員を懲戒免職処分にしました。

懲戒免職処分になったのは、鰺ヶ沢町で「ほけん福祉課」に勤務していた20代の職員です。

鰺ヶ沢町によりますと、この職員はおととしまでの3年間、「ほけん福祉課」で扱う国民健康保険の税金の還付金や町税を22回にわたって、あわせておよそ47万円着服したということです。

去年、別の職員が一部の還付金が不明になっていることに気づき、問題が明らかになったということです。
職員は町の聞き取りに対して、「私的な買い物に使った」などと事実関係を認めていて、全額を返済したということです。

町は、当時の上司3人を減給10分の1、2か月の懲戒処分としたほか、去年11月、鰺ケ沢警察署に被害届けを提出したということです。

鰺ヶ沢町の平田衛町長は「公金の管理体制への信頼を著しく損なう行為で深くおわびする」とコメントを出しました。