運休続く青森ー台北の空の便 来年4月チャーター便運航で調整
新型コロナウイルスの影響でおととし2月から運休が続いている青森と台湾を結ぶ国際便について、台湾の航空会社の担当者が来年4月にチャーター便を運航する方向で調整していることを明らかにしました。
青森空港と台湾の台北を結ぶ国際定期便は、台湾のエバー航空がおととし2月末まで週5往復の定期便を運航していましたが、新型コロナウイルスの影響で現在は運休しています。
24日はエバー航空の営業担当の幹部が県庁を訪れ、三村知事と今後の運航について意見を交換しました。
この中でこの幹部は、来年4月13日から27日までの15日間、チャーター便を1日1往復運航する方向で調整していることを明らかにしました。
三村知事はこれを歓迎するとともに、台湾からの観光客を受け入れるため万全の態勢を整える考えを示しました。
県交通政策課の奥田昌範課長は「チャーター便の運航は定期便の再開に向けた大きな足がかりだ。これを機にさまざまな交流が再開し、青森県にとって明るい話題になる」と話していました。
現在運休している青森空港の国際便については、韓国の大韓航空も来年1月から2月にかけてチャーター便の運航を検討しています。