市営住宅敷地で男児死亡 10階ベランダから誤って転落か

13日夜、青森県八戸市の11階建ての市営住宅の敷地内で4歳の男の子が頭から血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認されました。
警察は現場の状況などから10階のベランダから誤って転落したとみて調べています。

13日午後11時20分ごろ、八戸市番町の市営住宅の敷地内で、10階に住む4歳の男の子が頭から血を流して倒れているのを母親と警察官が見つけ、消防に通報しました。

男の子は市内の病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどしておよそ1時間後に死亡が確認されました。

男の子は母親と2人で暮らしていて、警察によりますと、子どもが寝ていたことから13日午後11時すぎ、母親が1階にあるゴミ捨て場に行き戻ったところ、鍵がかかっていて部屋に入ることができなかったということです。

母親はドア越しに男の子と会話をしましたが、鍵を開けることができず、近くの交番に行き、警察官とともに部屋に戻ろうとしたところ子どもが倒れているのを見つけたということです。

ベランダに出るための窓の鍵が開いていて、部屋にあった座面の高さ45センチのいすがベランダに持ち出されていたことから、警察は、男の子が手すりを乗り越えてベランダから誤って転落したとみて詳しく調べています。

現場は八戸市役所から徒歩5分ほどの中心街です。

14日、現場には規制線ははられておらず、ふだんと変わった様子はみられませんでしたが、市営住宅の入り口では、花を手向ける住民の姿がみられました。

9歳と5歳の子どもとこの市営住宅に住んでいる20代の女性は、「同じ住宅でこんな事故が起こるなんて、とても驚いた。ベランダの手すりの高さはあるが、子どもが台に上ったりすると落ちてしまうのではないかという不安がある。何があるか分からないので、親の目の届く場所にいてもらい、なるべく1人にしないようにしたい」と話していました。