ご当地グルメ「中泊メバル膳」10万食達成で記念の式典

中泊町のご当地グルメ、「中泊メバル膳」の注文が12日で10万食に達し、記念の式典が開かれました。

中泊町特産のメバルの刺身や煮付けを提供する「中泊メバル膳」は7年前に町や地元の飲食店などで作る協議会が考案した定食で、町内5つの飲食店がご当地グルメとして定着することを目指して提供を続けてきました。

その結果、中泊町中里の飲食店で12日、すべての店舗あわせて10万食目の注文が入り、注文した客に記念品の生メバルや干しメバルの目録などが濱舘町長から贈られました。

ツアーで店を訪れ10万食目を注文した青森市の作間成子さんは「魚が大好きで、きょうを楽しみにしていたので10万人目になれてうれしい。一緒に来た人たちとお魚を味わいたい」と話していました。

中泊メバル料理推進協議会の中畑哲也会長は「コロナの影響があったがなんとか10万食を突破できてほっとした。ただ、あくまで通過点でメバル膳にはまだ可能性があるので、さまざまなチャレンジをしていきたい」と話していました。

「中泊メバル膳」を提供している飲食店では10万食達成を記念して13日から来月6日まで「中泊メバル膳」を注文した人にメバルを使ったおかきを無料で提供する予定です。