岩木山と八甲田山系で初冠雪 去年より11日早く

青森地方気象台は岩木山と八甲田山系で初冠雪を観測したと発表しました。
いずれも去年より11日早く観測されました。

青森地方気象台によりますと、4日東北地方を寒冷前線が通過したことで、西高東低の気圧配置となり、東北地方の上空1500メートルには氷点下の寒気が流れ込みました。

標高の高いところでは5日夜から6日朝にかけて雪が降り、青森地方気象台は6日午前、岩木山と八甲田山系でそれぞれ初冠雪を観測したと発表しました。

それぞれの初冠雪は岩木山で平年より15日、去年より11日早く八甲田山系で平年より13日、去年より11日早い観測となりました。

6日朝の県内は今シーズン一番の冷え込みで、各地の最低気温は、八甲田山系の酸ヶ湯で1.9度三戸町で5度、平川市碇ヶ関で5.3度、むつ市で6.6度などと、各地で平年と比べて2度から4度低くなりました。

気象台によりますと、週末にかけても平年より2度から3度低い日が続く見込みだということです。