北朝鮮がミサイル発射 青森県が情報収集中で被害確認されず

北朝鮮からミサイルのようなものが発射されたことを受けて、青森県は状況の確認を進めるとともに青森県周辺を航行している船舶に被害がないかなどの確認を進めるということです。

青森県によりますと、県は4日午前7時29分に危機情報連絡室を設置し、午前7時43分に危機対策本部を設置して情報収集にあたっていますが、午前8時の時点で被害の情報は確認されていないということです。

青森県危機管理局の簗田潮次長は午前9時すぎ、改めて報道各社の取材に対し、「北海道、青森地域の上空を通過したということで、県民に不安を与える、そして場合によっては危険を及ぼす行為だと思う」と非難しました。

その上で、「ミサイルは通過したということだが、不審物などを発見した際には近寄らずに、まずは警察、消防や市町村などに連絡してほしい」と呼びかけています。

青森県水産振興課によりますと、当時、青森県の太平洋沖では大型のイカ釣り船などあわせて4つの船が漁に出ていたということですが、午前8時の時点で
いずれも被害はないことが確認されたということです。

青森県が市町村や消防本部に確認したところ、午前8時時点で被害の情報は寄せられていないということです。

また、六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場や、東通村にある東通原子力発電所など県内の原子力施設では、影響は確認されていないということです。

県によりますと、当時、青森県内の漁協に所属する漁船は、日本海側に中型イカ釣り漁船が20隻、太平洋側に大型イカ釣り漁船など4隻が、それぞれ出港していたということですが、午前8時45分の時点でいずれも被害はないということです。

北朝鮮がミサイルを発射したことについて青森市内では、市民から不安の声が聞かれました。

市内に住む70代の男性は「北朝鮮に対抗するわけにもいかないので日本は耐えるしかないんですかね。急に落ちたりする場合もあると思うので脅威です」と話していました。

また、市内に住む20代の男性は「青森の上空を通ってますからちょっと怖いですね。破片とか落ちてもいやですし、もし落ちてきたらどこに避難すればいいか分からないので不安です」と話していました。