三戸城のフレーム切手完成 城跡で郵便局から三戸町長に贈呈

戦国時代に「三戸南部家」が居城としていた「三戸城」の城跡が国の史跡に指定されたことを記念したフレーム切手が完成し、贈呈式が行われました。

このフレーム切手は、戦国時代に青森県や岩手県などで勢力を誇った三戸南部家が拠点とした「三戸城」が、ことし3月に国の史跡に指定されたことを記念して作られました。

3日は城跡で贈呈式が開かれ、郵便局から三戸町の松尾和彦町長に完成したフレーム切手が贈られました。

フレーム切手には、城跡の春夏秋冬といった四季の移ろいや、石垣の写真などが使われています。

贈呈式のあと、三戸町の松尾町長は「三戸城の歴史や季節が満載していて大変ありがたい。これを機に、より多くの人に三戸城を知ってもらいたい」と話していました。

三戸郵便局の橋本正俊局長は「記念切手と同時に記念の小型印なども用意しているので、ぜひ集めて楽しんでほしい」と話していました。

フレーム切手は1枚1330円で、3日から八戸市内や三戸町内の合わせて51の郵便局で販売が始まっています。