「ナマコの密漁を防げ」横浜漁港で取り締まりの訓練

県内で後を絶たないナマコの密漁を防ごうと、漁のシーズンが始まるのを前に、漁業者や警察などが連携して密漁者を取り締まる訓練が、横浜町で行われました。

この訓練は、来月から県内でナマコ漁が解禁されるのを前に横浜町の横浜漁港で行われ、漁協や警察、それに青森海上保安部の関係者などおよそ120人が参加しました。

訓練は、陸奥湾沿岸に設置されている監視カメラで、密漁している船を捉えたという想定で行われました。

漁協の人たちは、モニターに映し出された船が密漁船であることを確認すると、警察などの関係機関に通報していました。

このあと、海上保安部の巡視艇などに追跡された密漁船は港に追い込まれて着岸し、陸上で待ち受けていた密漁者の仲間役の人がナマコを車に積み込みましたが、駆けつけた警察官に取り押さえられました。

警察などよりますと陸奥湾でのナマコの密漁はあとをたたず、ことし4月には、蓬田村の漁港近くでナマコおよそ308キロを密漁したとして、漁業法違反の疑いで暴力団員を含む6人が逮捕されています。

訓練を行った「むつ湾漁業振興会」の立石政男会長は「なんとしても密漁者をゼロにしたいが犯行は組織的に行われており、今後も関係機関と連絡を密にしながら対応していきたい」と話していました。