大雨被害の五能線と津軽線 知事らが速やかな復旧JR東に要望

先月上旬の大雨による被害で運転再開の見通しが立っていないJR五能線と津軽線について5日、三村知事らが東京のJR東日本本社を訪れ、速やかな復旧や自然災害に備えた鉄道施設の整備などを要望しました。

先月上旬の記録的な大雨で線路に土砂が流れこむなどして、▽JR五能線は鯵ケ沢駅と秋田県の岩館駅の間で、▽津軽線は蟹田駅から三厩駅の間で運転を見合わせています。

こうした中、5日、青森県の三村知事らが東京 渋谷区のJR東日本本社を訪れ、速やかな復旧や被害が拡大する自然災害に備えた鉄道施設を整備することなどを求める要望書を提出しました。

要望書の提出は非公開で行われ、県によりますとJR東日本側からは現在、被害状況を把握している段階だとして復旧の具体的な時期は示されなかったものの、見通しがまとまり次第、地元と相談しながら地域の足を守るべく全力で取り組むという回答が得られたということです。

このほか、国の検討会で議論されている路線の存続については、廃線ありきではなく、採算性だけで検討するものではないと回答されたということです。

三村知事は「まず何よりも復旧をどう進めるか調査するということだったので大変ありがたく受け止めた。路線の維持については、JRの公共交通機関を運行する使命感をしっかり確認することができた」と話していました。