香港で開催の食品見本市 青森県は農産物や海産物をPR

香港で、日本をはじめとした世界各地の食品を集めた見本市が始まり、厳しい感染対策にもかかわらず、大勢の人でにぎわっています。

香港では「フード・エキスポ」と呼ばれる世界各地の食品を集めた見本市が11日から5日間の日程で開かれています。

このうち、日本からはJETRO=日本貿易振興機構や、青森県などがブースを設け、農産物や海産物をPRしています。

12日は、青森県の三村知事が会場を訪れ、県産のホタテや果物について、味の特徴や調理方法などを説明しました。

見本市では、ワクチンの接種やマスクの着用が求められているほか、試食の禁止など、厳しい感染対策がとられていますが、一般の人が商品を購入できるコーナーには朝から多くの人が訪れ、日本の卵や即席麺などを買い求めていました。

日本の食品を買った女性は「安全で新鮮、おいしいから日本のものはなんでも好きです」と話していました。

日本の食品を香港に輸入している企業の代表は「この2年、新型コロナで香港から日本に行くのが難しい状況なので、たくさんの商品を提供して雰囲気だけでも味わってもらいたいです」と話していました。

見本市のブースを訪れたあと、三村知事は、香港貿易発展局と経済交流に関する覚書の締結式に臨みました。

三村知事は冒頭「覚書の締結を契機にビジネス協力を強化し双方の関係を密にすることで、県内企業の貿易の開始、拡大に向けた取り組みを進めていきたい」とあいさつしました。

そして、香港貿易発展局のマーガレット・フォン総裁とともに覚書に署名し、香港での県産品の販売促進のため協力することなどを申し合わせました。

このあと、三村知事は青森県の気候や「青森ねぶた祭」などについてスライドを使って説明し、会場では県職員などがねぶたの周りで飛び跳ねる踊りを披露しました。

一方、県内で大雨の被害が出る中、香港を訪問した理由について「出発前に状況を確認し、ちゅうちょしたのも事実だが、リンゴやコメなどについて新型コロナによる影響や今回の災害からの復旧・復興を図るために長い目で見てみずから決断した」と説明しました。