秋の伝統行事「お山参詣」 弘前の園児が一足早く岩木山神社に

ことしの豊作や健康などを願って岩木山に祈りをささげる青森県津軽地方の秋の伝統行事、「お山参詣」を前に、弘前市の保育園では子どもたちが一足早く行事を行いました。

「お山参詣」は、ことしの豊作や健康などを願って旧暦の8月1日に岩木山に祈りをささげる津軽地方の秋の伝統行事で、弘前市の大浦保育園では一足早く、毎年、この時期に行っています。

新型コロナウイルスの影響で去年とおととしは開催を見送っていましたが、ことしは3年ぶりに行われ、参加した年長の子どもや保護者たちは、そろいの白装束を着て、岩木山のふもとにある「岩木山神社」に集まりました。

そして、太鼓やかねを鳴らして山を登るときの伝統のお囃子を演奏しながら、「サイギ、サイギ」と独特のかけ声をあげ、拝殿までの参道をゆっくりと登っていきました。

このあと、神前でことしの豊作などを願って祈りをささげると、今度は山を下りるときのお囃子に合わせて、「バーダラ、バーダラ、バーダラよ」と歌いながら、参道を引き返しました。

参加した5歳の男の子は「たくさんの人が見に来てくれて少し緊張したけど、太鼓の演奏を頑張りました。『世界中のみんなが笑顔でいられますように』とお願いしました」と話していました。