青森市 小中学校の給食費 ことし10月から無償化

青森市はことし10月から公立小中学校の給食費を無償化し、来年度以降も継続する方針を明らかにしました。
小学生は1人当たり年間5万2000円、保護者の負担が軽減されるということです。

これは、市議会の5つの会派が21日、行ったことし10月1日からの小中学校の給食費の無償化と、来年度以降の無償化継続の要望に対して、小野寺市長が回答したものです。

5つの会派は要望の理由として去年の青森市の出生数は1479人と地域の持続的発展が危機的な状況にあることや、新型コロナウイルスやウクライナ情勢による物価高騰などの影響から、子育て世帯の負担を和らげるためとしています。

これに対して小野寺市長は市の財政状況が改善し、国の交付金を活用できるめどがたったとして、ことし10月から公立小中学校の給食費を無償化し、来年度以降も継続する方針を明らかにしました。

無償化には年間およそ10億円の費用が必要で、小学生は1人当たり年間5万2000円、中学生は1人当たり、年間およそ6万円、保護者の負担が軽減されるということです。

青森市はことし10月から半年間無償化するための費用、およそ5億円を盛り込んだ補正予算案を9月市議会に提出することにしています。

小野寺市長は「無償化で子育て世帯の負担軽減につなげたい」と話していました。

県教育委員会によりますと、去年5月1日時点で県内で小中学校の給食費を無償化しているのは、五所川原市やおいらせ町など8つの市町村だということです。