津軽鉄道で風鈴列車の運行 地元産の陶器で優しい音色

五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で、夏の訪れを告げる「風鈴列車」の運行が始まっています。

津軽鉄道は、車内に冷房がなかった昭和57年から、乗客に風鈴の音色で涼しさを感じてもらおうと、車内に風鈴を飾り付けた列車を運行しています。

オレンジ色の車体の「走れメロス号」の車内には、地元特産の陶器、津軽金山焼で作られた風鈴が1両に10個ずつ取り付けられています。

風鈴には、津軽弁で書かれた熱中症を防ぐための標語の短冊が下げられていて、車両が揺れるたびに、「カランコロン」と陶器ならではの優しい音色を響かせていました。

車両に乗り合わせた人たちは、初夏の津軽の田園風景を眺めながら風鈴の音色に耳を傾け、鉄道の旅を楽しんでいました。

東京都から訪れた50代の女性は「風鈴列車に乗るのは初めてです。風鈴の音色を聞きながら旅ができるのはいいですね」と話していました。

津軽鉄道で観光案内などを行う津軽半島観光アテンダントの松山千恵子さんは、「風鈴列車に乗って、津軽金山焼の風鈴に興味を持ってもらい、地域を歩くきっかけにしてほしいですね」と話していました。

津軽鉄道の「風鈴列車」は、来月31日まで、毎日運行されます。