秋田 新型コロナの感染者数 前週比1.5倍に

今月14日までの1週間の新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関当たりの平均が3.13人となり、前の週の1.5倍となりました。

秋田県によりますと、今月14日までの1週間に県内52の医療機関から報告された新型コロナの感染者数は1医療機関当たりの平均で3.13人と、前の週から1.5倍に増えました。

保健所別では、湯沢で5人、秋田市で4.09人、秋田中央で4人などとなり、横ばいだった大館を除く8つの保健所管内で感染者数が前の週より多くなっています。

一方、「集団発生」の報告はなく、これは感染症法上の位置づけが5類に移行した去年5月以降で初めてだということです。

このほか、子どもが感染しやすい咽頭結膜熱と手足口病の警報が大仙保健所管内に、水ぼうそうの警報が横手保健所管内にそれぞれ発表されています。

県保健・疾病対策課は「新型コロナもほかの感染症も手洗いやうがいなどの基本的な感染対策が有効なので続けてほしい。また、暑い時期になって冷房を使っていても定期的な換気を心がけてほしい」と呼びかけています。