昭和の秋田市写真展 白黒写真をAIでカラー化
およそ60年前の秋田市を記録した白黒写真をAI=人工知能でカラー化した写真展が秋田市で開かれています。
秋田市中心部の「にぎわい交流館AU」には、およそ60年前にアマチュアカメラマンの越前谷国治さんが撮影したおよそ100枚の写真が展示されています。
写真はいずれも次男の潔さんが提供し、AIを使ってカラー化していて、現在の秋田市通町や大町、それに川反で撮影された呉服店などの様子をカラーでよみがえらせています。
また、自転車に乗った人々が行き交う様子も記録されていて、訪れた人たちは当時の街並みを思い出しながら見入っていました。
訪れた83歳の男性は「写真を見ていると、当時の出来事や訪れた場所を一瞬、思い出して懐かしく感じました」と話していました。
写真を提供した越前谷潔さんは「カラー化したことで店の看板や奥行きもわかるようになっているので、60年前を知らない人にも当時の雰囲気を知ってもらいたい」と話していました。
この写真展は今月21日まで開かれています。