各地でことし一番の暑さ 17日は大雨のおそれ 土砂災害注意

16日の県内は、広い範囲で晴れて気温が上がり、北秋田市の鷹巣で34.3度の厳しい暑さとなるなど、県内26地点のうち11地点でことし最も暑くなりました。
一方、前線の影響で17日、県内は激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みで、気象台は17日昼すぎから夜遅くにかけて、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

秋田地方気象台によりますと、16日の県内は高気圧に覆われて晴れて気温が上がり、北秋田市の鷹巣で34.3度、横手市で34.2度、秋田市で33.9度などと各地で厳しい暑さとなり、県内26地点のうち11地点でことし最も暑くなりました。

一方、17日は梅雨前線が東北地方を北上し、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、県内は大気の状態が不安定となる見込みです。

このため、県内は雷を伴って激しい雨が降り、大雨となるところがある見込みで、雨雲が予想以上に発達した場合、警報級の大雨となる可能性があります。

17日1時間に降る雨の量は多いところで40ミリ、17日午後6時までの24時間に降る雨の量は多いところで80ミリと予想されています。

気象台は17日昼すぎから夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意するよう呼びかけています。

また、落雷や突風、ひょうによる農作物や農業施設などへの被害に注意してください。