連休中 県内の海や川で水の事故相次ぐ 3人が死亡

県内では15日までの連休中、海や川で水の事故が相次ぎ、3人が死亡しました。

14日午前10時半すぎ、秋田市の桂浜海水浴場で、「溺れていた男性を引き上げたが意識がない」と海の家の関係者から警察に通報がありました。

沖合から引き上げられたのは秋田市の看護師、鈴木大介さん(45)で、およそ2時間半後に死亡が確認されました。

桂浜海水浴場は前日に海開きをしたばかりで、警察によりますと、鈴木さんは「1人で泳ぎに行く」と妻に伝えていたということです。

また、15日午前10時45分ごろ、秋田市河辺岩見の岩見川で人が浮いているのを近くにいた人が見つけ、消防に通報しました。

意識のない状態で見つかったのは、市内に住む木口哲也さん(63)で、およそ1時間後に死亡が確認されました。

警察は現場の状況などから、釣りをしているときに何らかの理由で流された可能性があるとみて調べています。

さらに、15日午後6時半前には、男鹿市の門前漁港で、釣りに来ていた秋田市の小石奈保子さん(51)が防波堤の岸壁と波消しブロックの間の海面にうつ伏せで浮かんでいるのが見つかり、現場で死亡が確認されました。

警察によりますと、小石さんは波消しブロックの上に登って釣りをしていたということで、警察は足を踏み外して転落したとみて詳しい状況を調べています。