秋田銀行 「スタートアップ企業」など4事業者に一貫した支援

秋田銀行は、県内で新しいビジネスに挑戦する「スタートアップ企業」など4つの事業者に対し、専門のチームを立ち上げ、アイデアの磨き上げから商品の開発まで一貫した支援を始めました。

秋田銀行では今年度から県内で今までにないような新しい事業に取り組む「スタートアップ企業」や、これから起業する人を対象に専門家によるチームを作って、アイデアの磨き上げから商品開発まで一貫して寄り添う伴走型の支援を始めます。

ことし3月から募集を行い、84件の応募の中から4件が支援先に選ばれ、6月30日、最初の会議が開かれました。

支援先になったのは、秋田県の魅力をいかして新しい体験型のエンターテイメントを開発する事業や、自然由来の素材を原料にした新しい建築材料を普及させる事業、空き家の所有者と利用希望者の間で気軽に物件の売買などをできるようにする事業、県産の野菜やこうじを使って健康に配慮した新しい発酵調味料を販売する事業の4つです。

秋田銀行では、今後、支援先と一緒にクラウドファンディングを行うなどして、来年2月ごろまでに具体的な商品やサービスを開発したいとしています。