秋田 由利本荘 温泉施設で基準値10倍のレジオネラ菌検出

由利本荘市の温泉施設の浴槽で国の基準値の10倍となるレジオネラ菌が検出され施設は営業を停止しました。
これまでに体調不良を訴えている利用者はいないということです。

レジオネラ菌が検出されたのは由利本荘市にある温泉施設、「鶴舞温泉」です。
由利本荘市や施設によりますと今月6日に保健所が水質検査を行ったところ国の基準値の10倍となるレジオネラ菌が検出されたということです。

結果は、13日夕方に判明したということで施設は午後5時すぎから営業を停止したということです。

レジオネラ菌は吸い込むと肺炎を引き起こし、治療が遅れると死亡することもあるとされていますが、これまでに、体調不良などを訴える利用者はいないということです。

施設では、菌が検出された浴槽を含むすべての浴槽や配管の清掃と消毒を行い、安全が確認できしだい、営業を再開したいとしています。

施設の責任者は、「利用者の方にご迷惑をおかけして申し訳ありません。今後はいっそう管理を徹底してこのようなことが二度と起こらないよう努めます」と話しています。