県内 新型コロナ感染者数 9週ぶりに増加 県「対策継続を」

今月19日までの1週間の新型コロナウイルスの感染者数は、1医療機関あたりの平均が4.29人と、9週ぶりに前の週から増加し、県は感染対策を続けるよう呼びかけています。

秋田県によりますと、今月19日までの1週間に県内52の医療機関から報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で4.29人と、前の週から0.12人、率にして3%増えました。

新型コロナの感染者数は8週連続で減少していましたが、9週ぶりに増加に転じました。

保健所別では、湯沢で8人、横手で6.6人、北秋田で5.67人、能代で5.5人、秋田市で3.82人などとなっています。

10人以上の「集団発生」は、高齢者施設と社会福祉施設のあわせて5か所で報告されました。

県保健・疾病対策課は「感染者数は前の週と比べてほぼ横ばいの状況ですが、引き続き手洗いやうがいといった基本的な感染対策をお願いしたい」と話しています。