ロマンス詐欺か 男鹿市の男性が4130万円をだまし取られる

秋田県男鹿市の50代の男性がSNSで知り合った女性をかたる人物からうその投資話を持ちかけられ、4130万円をだまし取られる被害がありました。
警察は、相手に親近感を抱かせたうえで、投資などを持ちかけ、金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」とみて捜査しています。

警察によりますと、ことし3月10日、男鹿市の50代の男性のフェイスブックのアカウントに女性をかたる人物から「出身が一緒です」などのメッセージが届き、男性はやり取りを重ねるようになりました。

その後、男性は相手から「私の叔父さんがFX投資でもうかっている。投資を始めてはどうか」などFX投資を持ちかけられ、16回にわたりあわせて4130万円を指定された個人名義の口座に振り込んだということです。

男性は10日、融資の相談で銀行を訪れたところ、銀行員から詐欺の可能性を指摘され、警察に相談し、被害が発覚したということです。

警察は、相手に親近感を抱かせたうえで、投資などを持ちかけ、金銭をだまし取る「SNS型ロマンス詐欺」の手口の詐欺事件とみて捜査しています。

こうしたSNSを通じて投資話を持ちかけられ現金をだまし取られる被害は全国で発生していることから、警察は、このような勧誘があった場合は、1人で判断せず、警察に相談するよう注意を呼びかけています。