ふるさと納税返礼品に“新幹線に合図送る駅長体験”JR東

JR東日本秋田支社は、秋田市と協力しふるさと納税の新たな返礼品として秋田新幹線に出発の合図を送る駅長体験プランを来月から設けることにしました。

秋田市は去年11月の推計で市内の人口が30万人を下回り、人口の減少に伴って税収が減り、近い将来、市民サービスの低下につながるのではないかと懸念されています。

そうした中、JR東日本秋田支社は市と協力し、JR東日本が運営するふるさと納税の特設サイトに新たな返礼品を追加しました。

追加されたのは秋田駅での駅長体験プランで、2万5000円の寄付をした人を対象に駅長の制服を貸し出し、駅長室の見学や構内放送の体験のほか、秋田新幹線に出発の合図を送ることができます。

体験プランは来月からことし12月までの月に1回、1日に2人ずつを予定していて、定員となり次第、締め切られるということです。

JR東日本秋田支社は「ふるさと納税を通じて地域と連携しながら多くの人に地域の魅力を発信していきたい」としています。