秋田県は人口に占める子どもの割合が9.1% 都道府県で最低

5日は「こどもの日」です。
秋田県は人口に占める子どもの割合が去年10月現在で9.1%とすべての都道府県で最も低く、唯一10%を下回りました。

総務省の推計によりますと、先月1日現在で、国内で暮らす15歳未満の子どもは、男子が718万人、女子が683万人のあわせて1401万人となっています。

去年と比べると33万人減っていて、1982年から43年連続の減少で過去最少を更新しました。

年齢別でみると、12歳から14歳は317万人、0歳から2歳は235万人となるなど、年齢層が下がるほど、数が少なくなっています。

また、総人口に占める子どもの割合も、去年より0.2ポイント低い11.3%と過去最低となり、1975年から、50年連続の低下となりました。

一方、子どもの割合を都道府県別でみますと、去年10月現在で最も高いのは、沖縄県で16.1%、次いで、滋賀県が13%佐賀県が12.9%などとなっています。

逆に最も低いのは、秋田県で9.1%、次いで、青森県の10%、北海道の10.1%などとなり、秋田県はすべての都道府県で唯一、10%を下回りました。