「秋田スカイフェスタ」始まる 熱気球が春の空を彩る 横手市

全国から40あまりの熱気球が参加した「秋田スカイフェスタ」が、3日、横手市で始まり、青く澄み切った春の空を色とりどりの熱気球が彩りました。

「秋田スカイフェスタ」は、県内の熱気球の愛好家の団体が、毎年、開いていて、31回目のことしは、全国から41チーム、およそ200人が参加しました。

会場の横手市平鹿町の広場には、早朝6時前からチームのメンバーが集まって、扇風機で風を送って気球を膨らませたあと、バーナーで空気を熱し、次々に、離陸していきました。

そして、朝日に照らされた横手盆地に広がる田園風景や、雪が残る鳥海山など、360度の雄大なパノラマを楽しんでいました。

会場には、大勢の観客も訪れ、青く澄み切った春の空に浮かぶ色とりどりの熱気球を眺めてゆったりと時間を過ごしていました。

また、会場では熱気球の体験搭乗も行われ、家族連れが20メートルほどの高さまで上がり、歓声をあげたり、写真を撮ったりしていました。

訪れた人たちは「たくさんの熱気球が青空に映えてきれいです。幻想的な雰囲気に感動しました」などと話していました。

熱気球のフライトは、5日早朝も行われる予定です。