佐竹知事 残る任期1年に

次の知事選挙には立候補しない考えを示している佐竹知事の今の任期が終わるまで、19日で残り1年となりました。

2009年の知事選挙で初当選して、現在4期目となっている佐竹知事の任期は来年の4月19日までで、19日で残り1年となりました。

知事に就任した2009年4月には110万人余りだった県内の人口は、先月は90万6000人余りと、15年間で20万人近く減り、人口減少が引き続き、大きな課題となっています。

こうしたなか、佐竹知事は洋上風力発電の導入や企業の誘致などに取り組み、地域経済の活性化や賃金水準の向上を目指してきました。

一方、四国地方の料理について「貧乏くさい」と述べたり、県特産の比内地鶏について「硬い」と発言したりして、いずれも、その後、謝罪するなど、その発言がたびたび批判されてきました。

佐竹知事は来年行われる予定の知事選挙には、年齢を理由に立候補しない考えを示していて、今月行われた会見で「後継者を指名するつもりはないが、この人がふさわしいと思った場合、応援することはありうる」と述べています。