日本プロサッカー選手会 記録的大雨被害の秋田市に寄付金

去年7月の記録的な大雨で大きな被害を受けた秋田市に18日、日本プロサッカー選手会がチャリティーオークションで集めた寄付金を贈りました。

Jリーグの選手などで作る日本プロサッカー選手会は去年の豪雨災害で被害を受けた6つの県の8市町にチャリティーオークションで集めた支援金400万円を分配して寄付していて、県内では去年7月の記録的な大雨で大きな被害を受けた秋田市と五城目町に、寄付金が贈られました。

このうち、秋田市役所では18日、選手会を代表して、ブラウブリッツ秋田の諸岡裕人選手と秋田市出身の鈴木陽成選手が寄付金の目録を贈りました。

目録を受け取った秋田市の穂積市長はお礼を述べるとともに、「皆さんの1戦1勝が被災者を勇気づける。今シーズンの試合も頑張ってください」と話していました。

贈呈式のあと、諸岡選手は「ホームゲームに来た人たちが笑顔になって帰れるように、どんな形でもいいので勝利してプレーオフを目指して頑張っていきたい」と話していました。

また、鈴木選手は「去年の大雨でみんながつらい思いをしたと思う。災害が起きた当時に比べれば良くなっていると思いますが、影響が残っている地域はまだたくさんあると思うので、そういった地域のためにこれからもサポートを続けていきたい」と話していました。