ことしの「竿燈まつり」5年ぶりに市民パレード実施へ

ことしの「竿燈まつり」について秋田市などは5年ぶりに最終日の「市民パレード」を行うことを決めました。

これは16日秋田市で行われたまつりの実行委員会の総会で決まりました。

「市民パレード」は観光客への感謝を伝えようとまつりの最終日の8月6日に、市内のバトントワリングのチームやスポーツチームなどが秋田市中心部の大通りを行進するものです。

新型コロナの感染拡大の影響などで2019年を最後に行われていませんでしたが、ことしは新型コロナが5類に移行したことや去年から安全対策が強化されたことなどから5年ぶりに行われることになりました。

また、総会では去年に引き続き「どっこいしょ」のかけ声を出すことや観光客が竿燈を持ち上げる「ふれあい竿燈」を行うことなどが決まりました。

実行委員会の会長を務める秋田市の穂積市長は「去年の大雨による被害で不便な生活を続けている人がいるのでそういう人たちに勇気を届けられる祭りにしたい」と話していました。