能代市でノルディックウォーキング 「風の松原」など名所歩く

スキーのストックのようなポールを両手に持って歩くスポーツ、ノルディックウォーキングが能代市で開かれ、参加者が市内の名所を巡りながら心地よい汗を流しました。

ノルディックウォーキングは、クロスカントリースキーの選手の夏場のトレーニングを基にフィンランドで始まったスポーツで、手軽にできる全身運動として日本でも広まっています。

能代観光協会が主催した14日のウォーキングには県内からおよそ60人が参加し、700万本の松が植えられている能代市の名所「風の松原」などを巡る5キロと10キロのコースをおよそ2時間かけて歩きました。

参加した人たちは、能代公園や風の松原などの景色を楽しみながらポールをリズミカルに使って歩き、ゴールを目指していました。

コースの途中では、最も古いといわれる太さ3メートル、高さ20メートルある樹齢200年の松の古木を見学するなど、風の松原の歴史についても学んでいました。

初めて参加したという能代市内の60代の男性は「なかなか歩く機会がないので楽しく歩けました。新緑の時期の空気もきれいで、とても楽しめました」と話していました。