日本の総人口は13年連続減少 秋田県は全国で最も高い減少率

去年の日本の総人口は、推計で1億2435万2000人と、前の年より60万人近く減り、13年連続で減少しました。
秋田県は人口の減少率が1.75%とすべての都道府県で最も高くなりました。

総務省は、去年10月1日現在の人口推計を発表し、外国人を含めた日本の総人口は1億2435万2000人で、前の年よりも59万5000人、率にして0.48%減りました。

日本の総人口は、2011年以降、13年連続の減少となり、減少幅、減少率ともに、前の年よりも拡大しています。

また、外国人を除いた日本人の人口で見ると1億2119万3000人で、前の年と比べて83万7000人、率にして0.69%の減少となりました。

減少幅、減少率ともに過去最大となっています。

都道府県別でみますと、秋田県は人口の減少率が1.75%とすべての都道府県で最も高くなりました。

減少率は15の県で1%を超え、人口が増加したのは東京都だけでした。

また、年齢別に見ますと、15歳未満の割合は、すべての都道府県で前の年より低下しました。

秋田県は15歳未満の割合が9.1%とすべての都道府県で最も低かった一方、75歳以上の割合は21.2%で最も高くなりました。