秋田県 新型コロナの感染者数 前週の1.2倍に

先月31日までの1週間の新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均が12.27人となり、前の週の1.2倍となりました。

秋田県によりますと、先月31日までの1週間に県内51の医療機関から報告された新型コロナの感染者数は、1医療機関あたりの平均で12.27で、前の週から2.15人、率にして21%増えました。

保健所別では、北秋田で18.33人、能代で18.25人、湯沢で16.75人、秋田市で10.1人などとなっています。

また、10人以上の「集団発生」は各地の高齢者施設や医療機関などあわせて23か所で報告されています。

一方、インフルエンザの感染者は1医療機関あたりの平均が9.76人となり、県全体としては1か月ぶりに注意報レベルの10人を下回りました。

県保健・疾病対策課は「今月から新型コロナも通常の医療体制に変わったが、ウイルス自体が変わったわけではないので、手洗いやうがいなど基本的な感染対策を今後も続けてほしい」と呼びかけています。