千秋公園 お堀の遊歩道 7月から利用できる見通し

観光資源としての魅力を高めようと、千秋公園で去年から整備工事が行われているお堀の遊歩道について、秋田市ははすの花が咲くことし7月から利用できるようにする見通しを示しました。

秋田市中心部にある千秋公園の大手門のお堀では、毎年夏にピンクや白といったはすの花が咲き、県の内外から多くの人たちが見物に訪れます。

この魅力をさらに高めようと、秋田市は去年7月から3億8000万円余りをかけて、大手門のお堀に長さ250メートル余りの遊歩道を整備する工事を進めています。

市が示した最新の進捗状況によりますと、遊歩道の工事は先月27日に完了し、その後、利用者への注意喚起やはすについて解説する案内板などを取り付けて完成させるとしています。

そのうえで、遊歩道を利用できるようにする時期は、はすの開花に合わせてことし7月を予定しているということです。

秋田市公園課は「はすの花をより近くで楽しめるようになり、公園の魅力がさらに高まる。近隣の施設とも連携していき、より多くの人たちが公園を訪れるようにしたい」としています。