秋田県 インフルエンザ感染者が前週の1.4倍 大仙で警報に

今月17日までの1週間のインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたりの平均が前の週から1.4倍となり、県内ではおよそ2か月ぶりに警報が出されました。

秋田県によりますと、今月17日までの1週間に県内51の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は、1医療機関あたりの平均で15.8人で、前の週と比べて1.4倍となりました。

保健所別では、大仙で30.57人となり警報が出されました。

県内でインフルエンザの警報が出されるのはおよそ2か月ぶりです。

このほか、秋田市で19.7人、能代で17.5人、北秋田で16.67人、由利本荘で16.33人、大館で12.5人となり、注意報が出されています。

また、10人以上の「集団感染」は秋田市と大仙保健所管内の5つの教育・保育施設で報告されています。

県保健・疾病対策課は「例年と異なり、2種類のウイルスが流行していて、一度感染しても再び感染することもありうるので、基本的な感染対策を続けてほしい」と話しています。