バドミントンでパリ五輪確実 志田千陽選手「やり切れた」

バドミントンでパリ五輪確実 志田千陽選手「やり切れた」

バドミントンの全英オープン・女子ダブルスで準優勝を果たすなど、パリオリンピック出場を確実にした秋田県八郎潟町出身の志田千陽選手が遠征先のヨーロッパから帰国し、「やり切れた気持ちがある。いいプレーもできて結果も残せてよかった」と心境を語りました。

志田選手は今月、ペアを組む松山奈未選手とフランスオープンと全英オープンに臨みいずれも準優勝するなど、パリオリンピックの出場権をかけたポイントレースで日本勢トップを守り、初のオリンピック出場を確実にしました。

志田選手は19日朝、ヨーロッパから帰国して報道陣の取材に応じ、「やり切れた気持ちがある。いいプレーもできて結果も残せてよかった」とほっとした表情で心境を語りました。

そのうえで、「初めて経験するオリンピックレースで最初はプレッシャーに苦しむことが多かったが、2人で頑張ってつないでこれてよかった」と激しかった代表選考争いを振り返っていました。

一方、北都銀行に所属する女子ダブルスの永原和可那選手と松本麻佑選手のペアはフランスオープンで3位に入りましたが、全英オープンでは1回戦敗退でした。

2大会連続のオリンピック出場の可否は来月のアジア選手権の結果しだいとなり、永原選手は「いいパフォーマンスでレースを終えたい」と述べ、残りの代表の座をねらう覚悟を示しました。