秋田市の千秋公園で桜の手入れを学ぶ催し

桜の開花を前に、秋田市の千秋公園で桜がどのように手入れされているか学ぶ催しが行われました。

この催しは、桜の名所として親しまれている秋田市の千秋公園で市が行ったもので、親子連れなどおよそ20人が参加しました。

はじめに市の担当者が、公園内には桜がおよそ650本あり、毎年、木の状態を確認しながら樹齢60年を目安に12本ほどを新しい木に植え替えていると説明がありました。

このあと、参加した人たちは公園内の桜に肥料を与える作業を体験し、トンカチを使って30センチほどの筒状の肥料を桜のまわりの土に埋め込んでいきました。

子どもと参加した40代の男性は「肥料を埋め込むのにはけっこう力が必要で、桜を管理するのは大変な作業だと感じました。小さいころから見てきた桜なので今後もきれいな花を咲かせてほしいです」と話していました。

日本気象協会によりますと、秋田市ではことし、平年より5日早い来月12日に桜が開花し、16日に満開になると予想されています。